VCSA設定方法 |
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更新日: 2024-11-20 00:55:15 公開日時: 2024-11-20 00:55:15 |
vCenter Server Appliance 8.0のGUIインストール手順 インストール手順はステージ1(デプロイ)とステージ2(インストール)の2つに分かれている ステージ1の手順 1.作業端末にisoファイルをマウントし、開く。 2.右上の地球アイコンで言語を選択し、インストールをクリック。 [概要]画面が出てくるので、そちらも[次に]をクリック。 3.「使用許諾契約書の条項に同意します」欄にチェックをつけ、[次へ]をクリック。 4.vCSAをデプロイするESXiの情報を入力し、[次へ]をクリック。 ※「証明書に関する警告」が出てくるので、[はい]をクリック。 5.vCSAの仮想マシン名とパスワードを入力。 6.デプロイサイズを下の表を参考に決めてください。今回は[極小]・[デフォルト]を選択。 7.データストアを選択します。今回はシンディスクモードを有効にする。 8.次にデプロイするvCSAのネットワーク設定を行います。環境情報に合わせて入力。 その後ステージ1の設定確認を行い、「完了」をクリック。ステージ1のインストールが始まる。 9.インストールが完了したら、「続行」をクリック。 ステージ2の手順 1.開始画面で「次へ」をクリックし、アプライアンス設定に進む。 2.時刻同期モードとSSHを設定。 「ESXiホストと同期」「NTPサーバーと同期」「時刻同期しない」の3つの選択肢があるが、「NTPサーバーと同期」を選択することを推奨。 例えばESXiホストと同期した場合、ESXiホストの負荷状況次第で正しい時刻が取得できない場合もあるため。 3.vSphere 8環境全体のSSO設定。必要に応じでドメイン名やパスワードを設定。 4.CEIPですが、参加しない場合はチェックを外す。 5.設定を確認し、警告が出るが「OK」をクリック。インストールが始まる。 6.インストールが完了しましたら、管理画面のURLにアクセス。 ログイン画面 1.「詳細」→xx.xx.xx.xxに進む(安全ではありません)をクリックし、「vSphereクライアントの起動」をクリック。 2.administrator@vsphere.localでログインし、インストール時に設定したパスワードを入力。 3.vCSAを利用できるようになる。
ファイルベースバックアップとリストア サポートされるプロトコル vCenter Serverのファイルベースバックアップでサポートされるプロトコル ・FTP ・FTPS ・HTTP ・HTTPS ・NFS ・SCP ・SMB 注意事項 ・NFSとSMBはvCenter Server Appliance GUI インストーラをサポートしない vCenter Server Appliance GUIインストーラを用いてのリストアを想定している場合はその他のプロトコルを選択する必要あり。 ・vCenter Server のイメージバックアップとリストアの廃止 vCenter Serverのイメージバックアップとリストアが、vSphere 7で廃止。 vCenter Serverのファイルベースのバックアップに変更するか、サードパーティの製品を利用する必要あり。 <ファイルベースのバックアップとリストアに関する考慮事項と制限> ファイルベースのバックアップとリストアに関する考慮事項と制限
vSphere 8.0の互換性に関する変更点 互換性確認でよく使うサイト VMware Compatibility Guide VMware Compatibility Guide - System Search ESXiとvCenter Serverのバージョンの互換性 vCenter Server 8.0はESXi 6.7以降と互換性があるが、ESXi 6.5とは互換性がない。 そのためvCenter Server 8.0でESXi 6.5を管理したい場合は、先にESXiをアップグレードする必要があり。 vSphere8 では、ESXi のバージョンが vCenter Server より新しいバージョンである構成はサポートされない。 ESXiの仮想マシンの互換性 vSphere 8.0は、ESX 3.x以降(ハードウェアバージョン4)と互換性のある仮想マシンをサポートしている。 ESX 2.x以降(ハードウェアバージョン3)と互換性のある仮想マシンはサポート対象外となる。 ESXiのゲストOSの互換性 多岐にわたるのでVMware Compatibility Guideを参照して確認する必要あり。 NSX for vSphere (NSX-V)との互換性 vSphere 8.0では、NSX for vSphere(NSX-V)との互換性はない。 NSX-Vを導入している環境からvSphere 8.0へのアップグレードはサポートされていないので、NSX-Vを継続して利用したい場合は、新たにNSX-T(NSX)を準備する必要があり。 アップグレードパス vCenter Server 8.0はESXi 6.5を管理できない。 vSphere 6.5の環境は、一度6.7もしくは7.0にアップグレードしてからvSphere 8.0にアップグレードする必要あり。 ESXi 6.5 U1以前の場合は、ESXi 6.7へのアップグレードが必須で、7.0へのアップグレードはサポートされていない。 vSphere 6.7と7.0は直接vSphere 8.0にアップグレード可能。
VCSAのDNSとIPアドレス設定の変更 手順
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